糖尿病予防は血糖値を下げること!
糖尿病とは、すい臓から分泌されるインスリンの作用不足により血糖値が上昇することで発症する病気のことです。
糖尿病は、健康だと思っているあなたにも関係する恐い病気です!
糖尿病には合併症がつきもので、慢性合併症の代表的なものとしては、心筋梗塞、脳梗塞が第一に挙げられます。三大疾病と呼ばれる、ガン、心筋梗塞、脳卒中の3つで全死亡率のおよそ6割を占めますので、糖尿病対策は人類に必須です。また、失明の原因になるのも糖尿病です。
糖尿病の引き金となるのは、過食や肥満、運動不足、ストレスなどの環境要因がまず挙げられますので、食生活と運動は非常に重要な予防活動となります。
ウォーキングや体操などの有酸素運動が血糖値を下げる対策の基本となります。
血糖値を下げる食材
食物繊維
食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがあります。中でも水溶性食物繊維は、ブドウ糖の吸収を遅くする作用があるのに加え、コレステロールの吸収も抑制します。消化が遅いため腹もちをよくする効果も持っており、少ない炭水化物量で満腹感を得ることができます。しかも、糖質の吸収を抑える働きがあり血糖値を上げる心配がありません。
酢
りんご酢やワインビネガーなど、食事ごとに大さじ1杯程度の酢が入っていると、食後血糖値が抑えられます。酢には糖質の吸収を遅くする作用があり、 ごはんにくらべ寿司めしは食後の血糖上昇が抑えられることが実験で明らかにされています。酢を使った料理を食べると胃から腸への移動が遅くなり、食後の血糖上昇のピークを低くできます。それに加えて、2型糖尿病特有の2糖類分解酵素のブドウ糖への分解作用を阻害する働きもあるようです。
玄米
玄米はビタミンB1やミネラル、食物繊維が豊富で、免疫力を高める効果があります。グリセミックインデックスも低い数値であるため、白米を食べる代わりに玄米を食べることは糖尿病対策に有効です。玄米の中でも発芽玄米は、血中の解毒酵素を高める働きがあり、糖尿病の中でも神経障害の合併症対策に有効とされています。
オクラ
オクラのぬめりはムチンや、食物繊維であるペクチン、ガラクタンなどの多糖類からできており、小腸の内部で糖質を包み込み吸収を抑える作用があるため、食後の血糖値を下げる効果があります。
ビタミンB1、B2、C、カロテンも多く含まれ、糖質や脂質の代謝を促進し、活性酸素による劣化を予防して、血液をサラサラにする作用もあります。インスリンの合成を促す亜鉛や、インスリンの働きを活発にするマグネシウムも含んでいます。
バナナ

血糖値を下げる?難消化性デキストリン
難消化性デキストリンとは、デンプンの一種で水溶性の食物繊維です。食物繊維を補う目的でトウモロコシから作られているトクホ(特定保健用食品)です。
食物繊維なので、食後の血糖値の上昇を抑えることは認められていますが、血糖値を下げることではありません。
血糖値を下げるという意識は重要なのですが、血糖値が下がる食材はありません。
正しい認識は下げるのではなく、異常値まで上げないための知識であり、上げにくくする食材や成分であり、ゆっくりと変化させるものであるという認識です。